ブラフなのか?でたらめなのか?
ブラフはプレイヤーが出したサイコロの目をあてるゲームです。
黒いカップの中でサイコロを転がすので、自分が出したサイコロの目は他のプレイヤーに知られませんが、他のプレイヤーの出目を知るすべもありません。
その中で、「この中には3が出たサイコロが8つある!」と順番に宣言しながら、全体のサイコロの目の数を予想していきます。
となりのプレイヤーの宣言は本気なのかブラフなのか?そんなことを考えながら自分も何か口に出さなければならない……。
サイコロしかいじっていないのに、なぜかハラハラドキドキするゲームです!
ブラフ 基本情報
ブラフ | ||
発売元 | F.X.SCHMID社 | |
プレイ人数 | 2~6人 | |
対象年齢 | 12歳以上 |
ブラフの基本ルール
各プレイヤーはサイコロ5つとそれを降るカップを持つ。
サイコロには1~5の目と、どの数としても扱える☆の目がある。
中央に専用のボードを置いてゲームスタート!
全員がカップでサイコロを振り、自分の分だけ出目を確認する。
親からサイコロの目を宣言する(例えば「2が出たサイコロがここに8個以上ある」など)。
親から順に出目を予想していくが、親以降のプレイヤーは、①予想を上げる、②直前の予想に対して「ブラフ」を宣言するのどちらか一方を選ぶ。
予想を上げて、「振り直し」をすることもできる。
この際、選んだサイコロを公開して、残りをふりなおしてもよい。
例えば、「この中には2が出たサイコロが12個以上ある」と宣言し、実際に手持ちのサイコロの中から2の出たサイコロや☆の出たサイコロを出して、残りをふりなおすなど。
「ブラフ」の宣言があった時点で、全員のサイコロを開示し、確認する。
宣言の個数以上の場合は、ブラフが失敗し宣言した者の負け、個数未満ではブラフの成功で宣言された者の負け、となる。
負けたプレイヤーは、宣言と実際の個数の差分だけ、自分のサイコロを失う。
手持ちのサイコロの数が減った状態で、次のラウンドを行う。
自分のサイコロを全部失うと、ゲームから抜けなければならない。
最後の1人になるまで勝負を続ける。
基本戦術
特定のサイコロの目が出る確率は1/6ではあるが、どの数としても扱える☆があるため、1/3(2/6)の確率で特定の数字のサイコロの目がでていることになる。
例えば全部でサイコロが30個の時には、平均して「1が10個」と予想できる。
ゲーム開始直後はそれぞれが宣言する予想が、大きなヒントになる。
全員がサイコロを30個もっている中で、「3が12個」と平均値である10個より多い個数を言ったプレイヤーは、3を多めに持っているかも知れないし、そう思わせるブラフかもしれない。
この心理戦を制しながら、相手のブラフを読取り、自分の宣言を通さねばならない。