モノポリーに強くなるには?モノポリーの基本戦略を紹介

モノポリーは運ゲー?実力ゲー?

モノポリー

1933年、とある失業者の手によって生み出されたと言われるモノポリー。

それから半世紀以上の年月がたった今、このゲームに対するある程度の戦略は固まってきたようです。

今回はモノポリーの基本戦略をまとめてみました。

どの土地を独占するか?

モノポリーでは、とにもかくにも土地が大事です。

土地がなくては何も始まらないため、止まったマスの土地がまだ誰にも買われていないのであれば購入してしまった方がよいでしょう。

数ある土地の中で、ほどよいレンタル料があり、育てやすいオレンジの土地は常に大人気の不動産です!

刑務所出所後、ダイスを振ったらオレンジ独占マスに突入してしまった!

オレンジ独占にはそんな地獄への直行コースもあるので、家・ホテルが建てばかなりの脅威!

オレンジの土地を他のプレイヤーに売る場合は、できるだけ値段を釣り上げて売りたいものです。

とはいえ、オレンジ独占ができるプレイヤーはたった1人。

オレンジ以外の土地も有効に活用しなければなりません。

スタート地点手前のダークブルーは高いレンタル料が期待できますが、育てるまでが大変。

一方、スタート地点からすぐの安い土地は高い収益を運んでこないですが、育てやすい。

序盤のライトブルーで軍資金を作るか、それとも我慢してダークブルーで一発を狙うか。

ここらへんの状況判断が勝敗を大きく左右してきます。

各色ともに特徴があるのですが、相手の一撃粉砕を狙えるわけでもないし、妙に高いグリーンの土地は競売にかけられてしまうことが多いです(笑)

土地がなくても資金があれば

開幕早々刑務所送りになってしまったり、上手く土地のマスを踏めなかったりして、不動産を手に入れることができなくても、交渉でよりよい状況を築いていきましょう。

手元には未だ手つかずの資金が豊富に残っているはず。

その資金をもってして、他のプレイヤーが上手く使いこなせていない土地を交渉によって売ってもらいましょう。

とくに土地を買いすぎて今にも仮破産してしまいそうな人に、土地売買の交渉をもちかけてみてはいかがでしょうか?

独占を狙え!

各地に少しずつ土地をもっているだけではモノポリーに勝利することはできません。

土地はそれだけでは収益力がものすごく低いからです。

色を独占し、家をたてることにより、収益力が大幅にパワーアップします。

この独占状態をいち早く築くことが序盤の目標になるでしょう。

しかし4~5人でプレイするモノポリーにおいて自力でカラーグループを独占できることはほとんどありません。

そのため、相手と交渉してカラーグループを独占しなければなりません。

交渉を成立させるためには相手に納得してもらえる条件を提示しなければなりません。

互いに得をする(両方がカラーグループを独占できる・多額の現金で独占に必要な権利書を買い取るなど)交渉は成立しやすいです。

(例)
A:レッドの権利書2枚 イエローの権利書1枚
B:レッドの権利書1枚 イエローの権利書2枚

独占したいAはBに対して持ち合いになっているレッドとイエローの権利書を交換することを提案しました。
Bは自分も独占できるメリットがあるのでAの提案に応じ、Aがレッド、Bがイエローを独占しました。

また、権利書の売買価格のつけかたで困るという場合は自分(相手)の家が何軒建てられるかということを基準に考えるとよいでしょう。

(例)
A:1500ドルとオレンジの権利書2枚
B:オレンジの権利書1枚

Bは家7軒までなら建てられても大丈夫と思い、Aにオレンジの権利書を800ドルで売ることを提案しました。

このように、互いが得をするような交渉(あるいは得であると見せかける交渉)をすることが、独占をつくる第1歩になりますね。

家の建て方

後先考えずに手持ちの権利書を抵当に入れたり手持ちの現金を全て使ったりして家を建ててしまうと、レンタル料の支払いなどで現金が足りなくなったときに家を売却しなければなりません。

他にも家が建っている場合は、その土地に止まったとしてもぎりぎり支払える程度の現金は残しておきましょう。

また、家やホテルをむやみやたらとたてればいいというわけではありません。

レッド~イエローはホテルにしても、通行料があまり上がらないため、 家12軒の状態が理想。

一方でグリーン、ダークブルーは家3軒の状態が一番費用対効果がよいです。

最強の通行料を誇る土地・ダークブルーは、家を3軒たてた時点で収益力が1億2000万、家4軒では1億6000万、ホテルでは2億です。

家の数を増やすには、一気に増やすことができないので、ダークブルーの場合2軒ずつ増やします。

しかし、1軒2000万なので、もしホテルをたてようとした場合、ホテルが2億の場所にたてるのは、最低6000万かかるのに対し、家3軒との収益力の差はたったの8000万。

なので、2000万しか得をしません。他と比べると明らかに収益力の効率が乏しいです。

こうした収益の違いはダークブルーだけではありません。各色ごとに最も収益性が優れる家の件数があるので、そこに注意して建設していきましょう。

家を相手に与えるな

ややゲーム戦略とは離れてしまいますが、ゲームシステムを利用して、対戦相手の行動を妨害することもできます。

モノポリーでは家は全部で32軒しかありません。

ホテルは家4軒建ててからでなければ建てられません。

逆に言うと、家の残数が足らない場合はホテルに出来ません(家の残数0で3軒の土地がある場合、家2軒分支払っていきなりホテルには出来ません)。

ですから、「わざとホテルにしないで家4軒に留める」選択肢もあります。

他者に家もホテルも建てさせないという作戦です。

相手の現金を縛り、経営をさせない

カラーグループが揃う交渉。当然付帯するお金も大きくなってくることが予想されます。

どちらもそうなんですが、交渉終了時に相手の現金を少なくすることも大事です。

相手に現金を持たせると、結果として交渉終了後即座に家の建築となります。

その結果、土地のレンタル料が上がり、自分の首をしめることになってしまいます。

ですから、相手の現金はぎりぎりまで絞りたいですし、こっちはできるだけ残したい。

交渉の上でどこまで現金を残させるか、こっちは残させてもらえるか。

その交渉こそがモノポリーの難しさであり、醍醐味になっています。

引用・参考

  • http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1423232269
  • http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1349517713
  • http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1150949931